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アグスタウエストランド社はAW139双発ヘリコプターの軍用型AW139Mを公開しました。AW139は6トンクラスの中型ヘリコプターで、世界の政府機関や民間の運航会社で広く使用されています。AW139Mは乗員を保護するための装甲シート、自動防漏式燃料タンク、ガンポッド、ミサイル 、空対地ロケット、高解像度FLIR(Forward Looking Infrared)、防護用電子戦機材、強化型降着装置、そして完全防氷装置を装備し北部でのミサイルサイトでの運用を可能としています。米空軍では空軍宇宙軍団(Air Force Space Command-AFSPC)と航空機動軍団(Air Mobility Command-AMC)の支援任務のために、1970年代からUH-1Nヘリコプターを運用してきましたが、同機の老朽化に伴い後継機CVLSP(Common Vertical Lift Support Platform)の導入を計画しています。AMCでは要人輸送として20機、AFSPCでは戦略核兵器ミサイルサイトの防護支援に46機を導入する予定です。米空軍では、次期CVLSPとしてシコルスキーUH-60M派生型を有力候補機としていますが、アグスタウエストランド社はUH-60Mより低価格となるAW139M/CVLSPを提案、米空軍に競争入札での選定をもとめています。AW139MはUH-1Nに比べキャビンスペースは30パーセント広く、ペイロードも50パーセント増え165ノットの巡航速度を特徴としています。また、AW139M/CVLSPの製造は米国のアグスタウエストランド社フィラデルフィア施設で生産される予定です。
AW139M
AgustaWestland
Focus
島根県は次期防災ヘリにBK117C-2を発注
島根県は2011年10月20日、県防災航空隊のBK117B-2型ヘリコプター「はくちょう」の更新機として、BK117C-2型ヘリコプターを川崎重工に発注しました。また川崎重工が製造するBK117C-2の防災ヘリコプターとしては7機目の受注となります。BK117シリーズは、川崎重工とユーロコプタードイツ社(旧MBBメッサー。シュミット・ベルコウ・ブロウム社)が共同開発した中型双発ヘリコプターで、ユーロコプター社ではEC145として製造しています。BK117ヘリコプターは、川崎重工が1983年に初号機を引き渡して以来、2011年10月までに153機を納入、ユーロコプター社を合わせると全世界で850機以上が引き渡されました。島根県防災航空隊は出雲空港を基地に隠岐諸島を含む県全域に24時間体制で急患搬送を行っています。なお、これまで防災ヘリコプターの運航はセントラルヘリコプターサービスに委託しています。
ニュージーランドのオークランド•レスキューヘリコプター(Auckland Rescue Helicopter Trust )は、アグスタウエストランド社にAW169ヘリコプターを2機発注しました。オークランド•レスキューヘリコプターには2015年に引き渡される予定です。AW169ヘリコプターは4.5トンクラスの小型ヘリコプターで2012年に初飛行する計画です。
オークランド・レスキューヘリAW169を発注
イタリアのトレント州にAW139をデリバリー
アグスタウエストランド社は2011年11月2日、イタリアのアルペン地域の中心にあるトレント(トレンティーノ)州政府にAW139双発ヘリコプターを引き渡しました。トレント州ではAW139を2機発注しています。AW139はトレントの消防航空局に配備され、捜索救難やEMSなどで運用します。AW139のEMS使用時には、2台の担架と6席の救護要員が搭乗できるほか、捜索救難ミッションでは、長さ90メートルのホイストで、12名の救助者を一度に収容することができます。


シコルスキーS-92が日本初のデビュー
シコルスキー社の最新鋭大型双発ヘリコプターS-92(JA02MP)が日本で初めて登場しました。シコルスキーS-92は警視庁航空隊のアエロスパシアルAS332L1「おおぞら2号」JA9678の後継機として導入する大型ヘリコプターで、捜索救難、人員・物資輸送などに運用される予定です。左舷前方には救助用レスキューホイストとバブルウィンドの大型スライドドア、サーチライト等が装備されています。エンジンはFADEC装備のCT7-8を2基搭載、離陸出力は1基2400shp、最大連続出力は2050shp、片発停止時の緊急出力は2分間まで2500shpです。標準燃料タンクは胴体の左右にあるスポソン内にあり、補助タンクも搭載することができます。コクピットは4面の液晶ディスプレイのグラスコクピット、キャビンは標準座席が19席で最大23席仕様、非常用脱出口はランプドアのほかに4ヶ所あり、さらに10個の窓も外側へ押し出せば脱出口となります。警視庁には2011年度末までに納入される予定です。

ベル429多目的ヘリを初めてデリバリー
アグスタウエストランドはダンコプターDanCopter(ブルーウエイAS)にAW139双発ヘリコプターの1号機を引き渡しました。ダンコプターは5機のAW139を発注しており、1号機はナイジェリアの石油開発支援の人員輸送で使用されます。ブルーウエイは北ヨーロッパの石油ガス開発における支援飛行のリーディングカンパニーで、ダンコプターのほかにエアリフト(Airlift)、ブルーウエイ•オフショア•ノルウェー( Blueway Offshore Norway)などのブランドネームで運航しています。
ダンコプターにAW139の1号機をデリバリー


ベル・ヘリコプター・テキストロン社は2011年12月15日、ヴァージニア州のファイアファック群警察署(Fairfax County Police Department)にベル429ヘリコプター(N21FX)を引き渡しました。ベル429は捜索救難およびEMS(Emergency Medical Services)などの多目的に運用されます。ファイアファック群警察署は2機を発注しており、2号機は2012年に引き渡される予定です。ベル429は最大で8人乗りの小型双発タービンヘリコプターで、2009年7月から生産されている最新鋭機です。日本ではドクターヘリ(JA01DW)として導入され、浜松の聖隷三方原病院を基地に中日本航空が運航しています。
BELL HELICOPTER DELIVERS FIRST 429 WITH MULTI-MISSION CONFIGURATION
陸上自衛隊にTH-480Bの2号機をデリバリー

エンストロム社は2011年10月21日、陸上自衛隊にTH-480B練習ヘリコプターの2号機を引き渡しました。陸上自衛隊では OH-6の後継機にエンストロム480Bを選定、日本の代理店であるエアロファシリティ社に30機を発注しています。1号機は2011年2月に引き渡され、これまでに200時間以上飛行しています。残る28機は2012年から2014年までに引き渡される予定です。
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JAL 日本航空

Photo by Jun Yokokura
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