TH-480B
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Japan Grand Self Defence Force
陸上自衛隊新練習ヘリコプター(TH-X)にエンストロム480Bを選定
防衛省は2010年2月10日、陸上自衛隊の練習ヘリコプターOH-6Dの後継機にエンストロム480Bを選定したと発表しました。エンストロム480BはロールスロイスRR250-C20Wエンジン(420SHP)を搭載、最大速度230km/h、最大航続距離685kmとコストパフォーマンスに優れた単発タービンヘリコプターです。防衛省では2009年11月25日に入札公告し、同12月3日に入札説明会を行いました。防衛省では次期練習ヘリコプターを単発タービンエンジンを搭載し、騒音基準値以下のヘリコプターとした選定基準を設けました。入札にはエアロファシリティー株式会社がエンストロム480B、株式会社エアージャパンがシュワイザー333M、川崎重工業株式会社がMD500Eを提案しました。そして、各種性能、機体価格および維持経費などの総合評価落札方式から、エアロファシリティー株式会社のエンストロム480Bが落札価格2億882万3,793円(税抜き)で選定されました。エアロファシリティー株式会社は2006年にエンストロム社と日本における総販売代理店契約を結びました。エンストロム社は1959年に米国ミシガン州で創立、ピストンエンジンの280FXとF28F、タービンエンジンの480Bなど1,100機以上のエンストロムヘリコプターが世界18カ国で運航されています。
防衛省は新練習ヘリコプターTH-480Bを28機集中調達
防衛省は平成23年度概算要求で経費節減のために28機のTH-480Bを集中調達することをもりこみました。集中調達は従来、年度ごとに調達している装備品等のうち、複数年度分を一括調達することにより経費の節減を図るものです。なお、防衛省ではH-480Bを平成21年度と平成22年度に調達しており、合わせて30機を装備する計画です。

JGSDF TH-480B by JUN YOKOKURA©SKYPRESS INC
エンストロム480Bは全長9.1m、全幅2.5m、全高3.0mの小型タービンヘリコプターです。エンジンはロールスロイスRR250-C20W(420shp)を搭載、離陸出力305shp、連続最大出力277shp、最大速度は231km/h、巡航速度は212km/h、実用上昇限度は13,000フィート、航続距離685kmを飛行することができます。乗員はパイロット1名のほか最大で4名が搭乗できますが、TH-480Bは操縦席2席と後方に1席の3人乗りとなり、初期操縦教育に使用される予定です。
陸上自衛隊では、OH-6Dの前にTH-55J(ヒューズ269/シュワイザー300)レシプロヘリコプターを使用していました。TH-480BはTH-55Jと同程度の大きさながら、飛行速度や航続距離など、ほぼ倍の飛行性能を有しています。また、OH-6Dの最新モデルとなるMD500Eに比べると、小型軽量でコストパフォーマンスに優れた練習ヘリコプターです。
TH-480Bのイラストはイメージのため、同機の仕様形態およびカラーリングは実機と異なります。
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